What I use every single day to moisturise my skin
30代後半のわたしのお気に入り保湿アイテム
最近のスキンケアルーティンについて書こう、と思い立ったのに、メイク落としやクレンザーの写真を撮り忘れたことに気が付いた。撮り直す気力のないわたしは、自分の怠慢に負けて、スキンケアルーティンではなく「愛用している保湿アイテム」について書こうと決めた。まあ、保湿はスキンケアの核の部分でもあるし、なんて自分に言い訳しながら。
○ Reset Essence 50ml €39.00
化粧水は、昨年の10月頃からフランスのスキンケアブランド PurealityのReset Essenceを愛用している。Purealityはすべての商品に、外的刺激から肌を守り肌の常在菌を守るという「Rhodiola XX+R」と呼ばれる特許取得成分を配合している。これは創設者のNicolasの先祖が、凍てつく高山地で生育する植物の驚異的な生命力に魅せられその特性を書き記した本をベースに、現在のテクノロジーを用いてスキンケアに適した形に抽出したものだ。95%天然成分でつくられたReset Essenceは、肌の自己再生力をサポートする化粧水で、エイジングケアにも適しているそうだ。
朝晩、これを3,4滴肌に馴染ませるだけで、すでに保湿は完了したのでは?と思うくらいにうるおいを感じる。わたしは年齢のことも気にして二度付けしているが、さほど乾燥が気にならないのであれば、一度馴染ませるだけで充分だと思う。ベタつきは一切なく(肌が砂漠のように乾いているからかもしれないが)ぐんぐん吸収される。少量でうるおうものだから、朝晩しっかり使っても1本で3ヶ月は持つ。無香料、敏感肌にも使える仕様なので、幅広い年齢・肌質におすすめしたい。
○ Charlotte Tilbury Magic Cream Light 50ml £79.00
もう何年も愛用している日中用モイスチャライザー。日本で販売されていないにも関わらず、多くの日本人が知っていると思われる イギリスのメイクアップアーティストによるブランド Charlotte Tilburyのものだ。元祖Magic Creamは疲れた肌が喜ぶリッチなテクスチャが好きだった反面、強い香りがネックでなかなかリピート購入に至らなかったのだが、Magic Cream Lightは元祖Magic Creamの良いところを残しながらもかなり使いやすい仕様になっている。
なめらかで軽いテクスチャのMagic Cream Lightは、1プッシュで顔全体を保湿してくれるので、毎朝使用しても半年ほど持つから案外経済的だ。さらっと肌に馴染んで、不思議なツヤ感を与えてくれるのでメイク下地としても使える。頬の毛穴が強調されるのでツヤ系の下地は使わないのだが、これはパールで光を反射するようなツヤではなく、肌自体が健康で輝いているようなツヤを偽装してくれる。これを使ったときのメイクの仕上がりがあまりに良くて、手放せなくなってしまった。SPF20 PA++とマイルドな日焼け止め効果もあるので、すっぴんの日にも欠かせないモイスチャライザーだ。
○ Charlotte Tilbury Magic Serum Crystal Elixir 30ml £65.00
このセラムも、もう何個もリピートしている愛用品。これは保湿というより、頬の毛穴撲滅運動に大変貢献してくれている。朝晩、モイスチャライザーの前に使うだけで、少しずつ頬の毛穴が目立たなくなる。はじめて使ったのはPRサンプルとしていただいたときだったのだが、特になにも考えずに毎日たっぷり使っていたところ、ある日「毛穴、どうした…?」と気付いたのだ。肌のテクスチャがなめらかに整い、ファンデーションのノリも良くなった。そのとき新しく投入したアイテムがこれだけだったので、これのおかげだったのだと革新した。それ以来、金銭的に余裕があるときにストック買いするようにしている。
○ Pureality Youth Effect Cream 60ml €108.00
肌のバリア機能を整えながら、ビタミンコンプレックスがコラーゲンの生成を促し、みずみずしい肌に整えるというリッチなテクスチャのクリーム。ナイトクリームにも、マッサージクリームにも使える。これも昨年の10月から毎晩欠かさず使っているのだが、まだ半分ほどしか減っていない。ナイトクリームというとリッチなテクスチャを想像するが、すっと馴染んで白浮きもしない。ほんの少量を頬とおでこに乗せて、するすると首まで馴染ませると、ほんのりと漂うムスクの香りが心地良い。
このクリームを使いはじめて、ファンデーションを付けなくても良いな、と思う日が増えたことに驚いた。わたしは1年365日中360日はメイクをするタイプで、メイクをしようと思うとどうしてもファンデーションを省く気にはなれなかった。40歳も目前、頬の毛穴も目立たなくなってきたとは言え存在しているし、小さなシミだってある。肌を均一の色味に整えることは、長年に渡ってわたしのメイクの基本だった。でもここ2ヶ月ほど、コンシーラーだけで済ませる日も出てきた。朝、鏡を見て「案外カバーするところが少ないな」と思えるのだ。肌に自然なツヤ感もあるし、心なしかハリも出てきている。これまで使ったナイトクリームの中でも、一二を争う素晴らしい使い心地だ。お高いのが若干ネックだが、これも金銭的余裕があれば使い続けたい。
○ Fresh Black Tea Advanced Age Renewal Cream 50ml £84.00
FreshのBlack Teaシリーズは使い心地も香りも最高に良いので、モイスチャライザーを何個もリピートしているのだが、いつもHarrodsでセットがセールになったときにまとめ買いしている。このアイクリームもセットに入っていたもので、正直単体ではこの小さなクリームに£84.00払おうとは思わなかっただろうと思う。ただ一度使い始めると手放せない。
こっくり固いテクスチャのクリームで、米粒ほどの量を両目の下に馴染ませると肌がピンと張る感覚がある。メイク前に使うとコンシーラーもピタッと密着するので、クマに悩んで25年のわたしには欠かせない。Black Teaはエイジングケアを目的としたシリーズなので、目元のたるみが気になるときにも。
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ここ数年、以前に比べて基礎化粧品をあれこれ試さなくなった。本当に自分の肌に合うもの、価値があると思うものが絞れてきたので、わざわざ他の商品を試す必要もないか、という感じだ。Charlotte Tilburyのリピートしている商品は、お得なサブスク登録をしている。日本から購入する場合はよくセールやキャンペーンを行っているCult Beautyがおすすめだ。Purealityは現時点ではイギリスでも販売されていないのだが、本国の公式サイトから購入できる。FreshはHarrodsのセールで買うことが多いが、これもCult Beautyで購入可能なので、気になる人は一度試してほしい。保湿メインならRoseシリーズ、エイジングケアならBlack Teaシリーズがおすすめだ。
この頃は日本からも海外のスキンケア商品が気軽に購入できるようになったので、日本の製品とはまた違った面白みを、ぜひ色々と試してほしい。