Björk and Berries Hand & Body Wash

Swedish delight
スウェーデンの自然にインスパイアされた香り

Björk and Berriesは、スウェーデン北部で生まれたブランド。国土の75%を自然が占めているというスウェーデンで、植物や自然が放つ香り、そしてその癒やし効果を守り続けたいという想いから生まれた。森で葉や果実を手摘みし、スウェーデン植物のエッセンスを取り込れたフレグランスを発売。このフレグランスには、サトウキビなどの食品産業から排出される野菜のエキスから作られた有機発酵アルコールが使用されているほか、ボトルはリサイクル可能、動物実験非実施など、エコロジカルでサステナブルな仕様にもこだわっている。現在ではフレグランスだけでなく、スキンケアやボディケア、ヘアケア商品も充実しているが、どの商品にもスウェーデンで伝統的に使われてきた植物エキスを配合し、ブランドのルーツは変わらず守られている。

わたしが最初にこのブランドに出会ったのは、John Bell and Croydenでのこと。Selfridgesの近くにあるこのお店は、洒落たケミストとビューティストアが合体したような雰囲気で、ぷらっと入ると最後、1時間は出てこられない。ホリスティックなアプローチを目的としたサプリメントやハーブ、アロマセラピー、スキンケア、ヘアケア、ボディケア…と、とにかく商品が豊富。ここでふと目に留まったのが、Björk and Berriesのハンド&ボディウォッシュだったのだ(残念ながらここでは限られた商品しか扱われておらず、フレグランスは販売されていない)。

わたしが試した中でも、最高に良い香りと断言できるのがBOTANIST。グリーンアップルとカシスが甘酸っぱく香るトップノートに、ブラックティーやベチバーの深みが加わる。パチュリも配合されているようだが、あの独特の香りはしない。「スウェーデンの深い森と、荒涼とした野生の植物園」にインスパイアされた香りだそうだが、フルーティなノートが加わっているので、ウッディな香りに寄りすぎておらず、とても使いやすい。逆に「森林浴のような香り」をイメージしていると、少し想像と異なるかもしれない。カシスとティーノートが好きなひとなら刺さる香り。

もうひとつ、こちらはネーミングに惹かれて購入した、NEVER SPRINGという香りがある。なかなか訪れない春への憧れを「NEVER SPRING」と表現したセンスがたまらなく好きなのだが「春の兆しから花が咲き誇るまで、この目覚めの季節を待ち望む気持ち」を表現した香りも素晴らしい。こちらはBOTANISTよりもシャープな香りで、よりフルーティでフローラル味が強い。レモン、ブラックベリー、ピーチのトップノートはフレッシュでキーンと冷えた空気を思わせる。ジャスミン、バンブー、ムスク、シダーウッド、アンバーがフルーティなトップノートに重みをもたせ、軽やかなフルーティフローラルに導く。ひんやりとした空気感と、花が咲き始める春先の喜びを感じられる香りだ。

わたしはボディウォッシュとして使っているが、とても泡立ちが良いので、1ポンプ分で全身洗えてしまう。香りも強めで、バスルーム全体にふんわりと良い香りが残るし、お風呂上がりの肌からもほのかに香りが立つ。イギリスの水は硬水なので肌の乾燥も気になるところだが、ツッパリやカサつきは一切感じない。同じシリーズのボディローション、ハンドクリームもあるので、シリーズで揃えるのも◎。また、成分の95%がナチュラル、10%がオーガニック認証を受けている成分だそう。

公式サイトではフレグランスのディスカバリーセットも販売されているので購入してみようと思ったけれど、送料がなかなかお高くて断念した。ブランドによると、ロンドン市内で現在フレグランスを実際に試せる店舗はないとのことなので、これからの拡大を期待したい。

400ml £26.00