Parks London Parks Original Room Diffuser

Transforms your room into a hotel room
自室がホテルの一室に

一昨年 ロンドンのフラットに引っ越してから、ディフューザーを切らしたことがない。リビングルームは天窓があり天井が高いので、香りの拡散力が強いものを。ベッドルームは小ぢんまりしているので、小さめで香りもやわらかいものを選んでいる。

いまベッドルームに置いているのが、Parks LondonのParks Originalという香りのディフューザー。Parks Londonは1989年にSymons夫婦の経営するオリジナルのキャンドルとギフトコレクションを集めた小さなブティックからスタートしたブランドだ。2020年からディフューザーやルームスプレーなども展開するようになり、現在ではコラボレーションシリーズも含め数多くの香りが展開されている。今もなお家族経営で、約3,000平米の生産施設を持ち、イギリス国外でも販売されているそうだ。

Parks Originalは、フゼアノートをベースにした香り。伝統的なフゼアノートは、ラベンダー、オークモス、クマリン(桜餅のような香りの合成香料)のブレンドと言われているが、Parks Originalはレモンのフレッシュさとラベンダーの眠りを誘うような穏やかさのバランスが素晴らしい。ウッディノートとアンバーの甘さが、軽やかなノートに重しをするようにかさなり、全体的に重厚感のある香りに仕上がっている。

100mlと小さなサイズなのでベッドサイドテーブルに置いているが、ラベンダーの香りがベッドルームにぴったりだ。ラベンダーの香りと言っても、シャープさや特有の癖の強さは感じず、むしろ空間をやわらかくしてくれるような類で、とても心地が良い。第一印象は、ゆったりしたホテルのロビーだった。大きな花瓶に生花がたっぷりと飾られていて、高い天井を見上げると窓から光が差している。人々が忙しく行き交う中、体を包み込むような大きなソファに腰掛けて、旅の始まりを全身で感じる ーそんな情景を思い浮かべた。

Parksのディフューザーにはいくつか種類があり、それぞれ価格が異なる。このクラシックシリーズは100ml £35とそこそこな価格設定だが、小さめのサイズの割になかなか減らずに持ちが良い印象だ。まずは試してみたい、という人は、Brand Alleyというフラッシュセールのサイトを利用するのがおすすめ。わたしは£35→£12で購入した。Brand Alleyは登録するとビューティだけでなくファッションやインテリア雑貨など幅広いブランドのセールを利用することが出来るので、わたしも週に何度かチェックしている。£120以上のお買い物£20オフになる紹介コードもあるのだけれど、わたしの本名がフルネームでコードになっているのでここに記載するのは遠慮したい(※もし利用したい場合は、CONTACT MEからメールか、SNSでDMをいただければシェアします!)。Parks Londonの商品は定番なのか、もう何ヶ月もBrand Alleyに掲載されているので、ぜひチェックして。

100ml £35.00