State of Mind Sense of Humor

Instant mood booster in a gorgeous bottle
美しいボトルに入ったムードブースター

「付けると元気になれる香り」って、ひとつは持っておくべきだと思う。それは自分をプロフェッショナルに見せたいときの香りや、夏の日差しの下でその空気感を思いっきり楽しみたいときの香りとも違う。環境や、行く場所や、会う人や、その日の天気のための香りではなく、自分のマインドのためだけの香り。

State of MindのSense of Humorは、わたしにとってそんな香りだ。先日の記事でもご紹介したとおり、State of Mindはお茶系フレグランスメゾンで、お茶をテーマにしたフレグランスと、それと同じ香り付けをしたオーガニックの茶葉が販売されている。どの香りにもなんらかのお茶の香りが入っているのだが、Sense of Humorにはマテとダージリンティーの香りが含まれているのだが、正直なところ、わたしの鼻では感知できない(そもそもマテの香りがよく分からない、というのもある)。スプレーしてまず香るのは、少し苦味を含んだマンダリンの果皮と、ハーバルなコリアンダー。そこに、カシスリーフやピーチのフルーティな香りが加わり、ハーブとフルーツのバスケットのようだ。

少し香りが馴染むと、またマンダリンとコリアンダーが主役となって香り続ける。わたしはフレグランスとしてのコリアンダーの香りはとても好きなので、マンダリンとの組み合わせはたまらない。この香りを付けると気持ちが上を向く。どんなに悩みがあっても、心がモヤモヤと曇っていても、Sense of Humorを付けると気持ちが晴れやかになる。日々の小さなしあわせに目を向けて、いま自分が置かれた状況のポジティブな面に意識を集中させてくれるのだ。

State of Mindのフレグランスは90%以上ナチュラル香料で作られているので、個人的にはコリアンダーとマンダリンの香りとしての効能も残されているのでは、と思ったりしている。例えば、マンダリンは活発になった交感神経を鎮静させ、不安感を和らげて心を上向きにしてくれる。コリアンダーは、無気力感を和らげてやる気をアップさせてくれる。まさに、わたしがSense of Humorを付けたときに感じる香りの効能だ。

Sense of Humorは、香りの変化がさほどない。先ほど触れたとおり、序盤にほんの少しフルーティさが感じられるのだが、その後は一貫してマンダリンとコリアンダーのフレッシュな香りが続く。ディスカバリーセットで試してあまりに良かったので、翌月のParfumadoのサブスクでSense of Humorを指定し、8mlサイズを入手した。わたしはこれを常にバッグに入れていて、日中もやる気が削がれたな…という出来事があったら、これをシュッとスプレーして活力を足している。

コリアンダーの香りが好きで(香料としてのコリアンダーであり、タイ料理に付いてくるコリアンダーの香りが好きか否かは別として)、気持ちを高めるフレグランスを探しているひとには心からおすすめしたい香りだ。

100ml €255